【コープデリ】PFCごはんごま油香る！8品目の鶏肉クッパを実食レポ

フィットネスブームもあり一般的にも広く浸透しつつある「PFC」という言葉。

ダイエットやボディメイクに重要なのはもちろんですが、現代人はタンパク質が不足しがちとも言われ、PFCバランスを意識した食事をするのは健康面でもとっても重要です。

今回は、管理栄養士が監修してPFCバランスを考えた鶏肉クッパを実食レポートしていきたいと思います。

【コープデリ】PFCごはんごま油香る！8品目の鶏肉クッパを実食してみた寸評

今回実食したのは「【PFCごはん】管理栄養士監修ごま油香る！8品目の鶏肉クッパ」です。

まずは今回実食してみた感想を簡単にまとめてみます。

項目	評価
総合評価
味や風味の評価	ごま油が香り全体的に少し甘めで優しいお味のクッパを楽しめます
ボリューム	スープ系なのでお腹にたまり満足な量だと思います
調理の手間	肉を炒めてから煮込むだけの簡単調理
コスパ	ごはんや卵を用意する必要があり少し割高に感じます

全体の評価としては星4つで高得点。

味もボリュームも大満足で調理方法もとってもシンプルでわかりやすく作れました。

ご飯と卵を自宅で用意する必要があり、価格が920円なので実質1人前あたり500円近くになりそうなので、価格の部分では少し評価を下げてしまっています。

PFCとは何？

PFCは三大栄養であるタンパク質（P）、脂質（F）、炭水化物（C）のことで、ダイエットや健康的な食事のためにはこのPFCバランスを考えた食事をすることが大切と言われています。

理想的なバランスはP15%:F25%:C60%と言われていますが、その人の健康状態やダイエットなどの目的によってもバランスは変わります。

コープデリの【PFCごはん】管理栄養士監修ごま油香る！8品目の鶏肉クッパを調理

それでは実食した時の様子を、写真と一緒にレポートしていきたいと思います。

簡単手頃な印象のあるミールキットですが、今回のクッパは調理工程が少しだけ手が混んでいて、本格的なご飯を作っているという感覚があって楽しかったです。

ミールキットの内容

商品の概要	PFCバランスを考えて作られた子供でも食べやすい優しい味わいのクッパ。しっかりとごま油の香りも楽しめるミールキットです。
キット内容	・レシピ ・スープの素 ・鶏もも肉（調味肉） ・ごま油 ・白入りごま ・大根 ・長ねぎ ・人参 ・椎茸 ・ニラ ・小ネギ
自分で用意するもの	・ご飯（2人前で360g） ・卵（2個） ・水350ml
栄養表示（1パック2人前）	350Kcal タンパク質　23.5g 脂質　20.8g 炭水化物　17.1g 食塩相当量　7.5g ※ミールキットに入っている食材のみの表示です
栄養表示（完成品の1人前）	536Kcal タンパク質　22.4g 脂質　16g 炭水化物　75.5g ※自宅で用意するご飯・卵を含めた1食分の表示です
必要な調理器具	フライパン（もしくは鍋） 木べら等の混ぜるもの
調理目安時間	10分（2人前）

PFCバランスが考えられた8品目のクッパということもあり、ミールキットの中身はたくさんの食材が入っていました。

小ネギや胡麻など、最後の仕上げとして料理の見た目のクオリティも底上げしてくれる食材が入っているのも嬉しいですよね。

栄養表示が少しわかりにくいですが、レシピ通りに作った場合の最終的な1人前のカロリーは536kcalで、PFCバランスの計算をしてみるとP16.8%:F26.8%:C56.4%とほぼ理想的なバランスに整えられています。

調理の様子

今まで何食かミールキットを試していますが、生の肉を扱うミールキットは初めてなので、レシピ通りに作りつつも、しっかりと火を通すように気をつけながら作っていきます。

①自宅での食材準備

最初にご自宅で用意する食材を準備しておきます。

• 水350ml
• 卵2個（溶いておく）
• ご飯360g

ご飯はあらかじめ1人前にわけて丼に盛っておきましょう。（クッパなのでご飯の上にスープをかけて完成になります）

②下ごしらえ

ミールキットの下ごしらえをします。

• 小ネギを水洗いして水気を切る
• 鶏もも肉の調味液を切る

今回は少しバタバタとしていたので、この工程は省いてしまいました・・・。

③鶏もも肉を炒める

鍋か深めのフライパンにごま油をなじませて、鶏もも肉を炒めていきます。

他のミールキットでは加熱時間が書いてありましたが、生肉なので加熱時間ではなくお肉の状態を見て次の工程に進みます。（しっかりと肉の赤みがなくなるまで炒める）

鶏もも肉自体が小さめにカットされているので、火を通すのもそこまで時間はかからず、こんな感じで全体の色が変わるまでしっかり目に炒めました。

④野菜を追加して炒める

お肉にしっかり火が通ったら、大根、長ネギ、人参を加えて炒めます。（約2分）

※ニラと椎茸は後から追加する

最初に追加した野菜に火が通ったら、ニラと椎茸を追加して炒めます。（約1分）

⑤スープを入れて煮込む

最初に用意しておいた350mlの水と、スープの素を入れて煮込みます。（沸騰してから約1分）

鶏肉の生が気になる方は少し長めに煮込んでもOK。野菜の食感を楽しみたい人は、最初にしっかりと鶏肉に火を通しておくといいかもしれませんね。

再沸騰して1分たったら、溶き卵を入れて固まるのを待てば完成！

⑥盛り付ける

卵が固まったら火を止めて、最初に用意しておいた丼のご飯にかけて完成。

仕上げに小ネギと胡麻をかけて見栄えもとっても美味しそうですね。（糸唐辛子があればもっと良さそう・・・）

クッパは韓国語で「汁かけご飯」という意味があるそうで、日本でいうところのお茶漬け的な庶民料理だそうです。

お茶漬けと比べると豪華さが違いすぎる気もしますが・・・笑

【PFCごはん】管理栄養士監修ごま油香る！8品目の鶏肉クッパを食べてみた感想

普段食べるとしたら焼肉屋で食べるくらいで、家ではあまり食べる機会のない料理なのであまり比較するものがないので、単純に美味しいかどうかを基準に見ていきたいと思います。

味について

ごま油の香りもきちんと感じられ、全体的に少し甘めで優しい味付けでした。

焼肉屋さんで食べたものと比べると少し濃いめに感じたのですが、焼肉の時はクッパの前に散々濃い味のものを食べているからだと思います。

濃いめといっても過去の自分の体験と比較した場合で、今回のクッパ単体で見ると素材の甘みを感じられるくらいの優しい味付けです。

人によっては少し薄味に感じたり、甘味が強く感じてしまう人もいるかもしれませんが、お醤油などを足すことで味の調整もできそうでした。

ボリュームについて

ご飯180gとスープということもあって、ボリュームは全く問題なし！

もっと食べたいという人はご飯の量を200gくらいに増やしても大丈夫なくらい、スープにも余裕がありました。

鶏肉が小さくカットされているのでとても食べやすかったのですが、もっとがっつり肉を食べたい人にとっては物足りなさもあるかもしれません。

調理方法・時間について

生肉を使うということもあって、肉を炒めるという点で少し面倒に感じる部分もあり、油の跳ねなども気になりましたが、全体的にはとっても楽に作れて大満足です。

肉を炒める工程が少し面倒に感じる反面、ごま油の香りと肉の香ばしい香りを楽しめるので、調理工程が簡略化されたミールキットでも料理の楽しみを感じれました。

値段について

ミールキット自体は920円で、他の商品と比べて少しだけ高いかな？という印象ですが、さらに追加でご飯と卵の準備が必要ということもあり今回は星3の評価。

少し辛口評価な気もしますが、キットの食材だけで時短料理ができるというミールキットのメリットが薄いと考えると、妥当な評価かな・・・？と思います。

実食した感想まとめ

項目	評価
総合評価
味や風味の評価	ごま油が香り全体的に少し甘めで優しいお味のクッパを楽しめます
ボリューム	スープ系なのでお腹にたまり満足な量だと思います
調理の手間	肉を炒めてから煮込むだけの簡単調理
コスパ	ごはんや卵を用意する必要があり少し割高に感じます

総合評価は星4つ。

全体的には満足のいくもので、唯一の欠点としては価格の面でした。

生の鶏もも肉が含まれていることもあって、ある程度高いのは仕方ないと思いますが追加食材が必要ということも考慮してこの結果です。

味もボリュームも満足で、料理するという楽しみもあるので、ミールキットを通して料理の練習をしたいという方にもおすすめだと思います。

コープデリの産直「げんき鶏モモ肉」もおすすめ

今回実食したクッパに使われている鶏肉ではありませんが、コープデリでは抗生物質や合成抗菌剤を餌に添加せずに育てたげんき鶏を、産地直送で購入することができます。

食の安全については、添加物など気にし始めたらキリがない部分も多くありますが、組合員のニーズに応えるために、研究をしたり飼育環境を整えてくれるのは、生協が運営するコープデリの大きな魅力の一つですよね。

自分が食べるもの、子供に食べさせるものがどういった思いで作られ、どういった環境で育てられているのか。

コープの公式サイトでもチェックすることができます。

コープの産直げん気鶏

まとめ

今回は【PFCごはん】管理栄養士監修ごま油香る！8品目の鶏肉クッパを実食レポートしてみましたが、いかがったでしょうか？

商品名の通り、しっかりとごま油の香りを感じる優しい味わいで大満足の1品でした。

スープの量も少し余裕があるように感じたので、ボリュームが物足りない人はご飯の量を増やせばもっと満足できると思います。

物価の高騰などもあり、金額面では少し残念な部分もありましたが、その分、生協ならではの食の安全面などにメリットを感じたいですね。