今回の記事では世帯年収がいくらならオイシックスを頼んでも無理なく利用できるのかを解説しています。
食費の増加は利用頻度や選ぶプランなどによって違うので一概には言えません。
でも大まかな増加予想は出来るのでこれを収入と絡めれば許容範囲に収まるか検討出来ると思います
ここでのシュミレーションをご自身の環境に当てはめて参考にしてもらえたら幸いです。
オイシックスを無理なく利用できる世帯年収を3つの視点で考察
「オイシックスは便利そうだけどやりくり出来るのか不安。」
そんな時はオイシックスの利用で増える食費をシュミレーションするのが得策です。
でもオイシックスの利用で増加する食費は各家庭の事情によって異なります。
食費の増加が各家庭で異なる理由
- 世帯の人数
- 普段食費にかけていた金額
- オイシックスの利用頻度
- オイシックスで選ぶプラン
このようにベースとなる事情がそれぞれなので一概にぴったりの金額は表せません。
でも普段食費にかけていた金額や利用頻度を便宜的に仮定した条件にすれば大まかに予想することは可能です。
前提条件(仮定)
利用予定頻度:月12日
普段の月額食費:世帯人数別の政府統計
参考:e-Stat、総務省家計調査、政府統計コード00200561、2024/2/6公開、世帯人員別家計収支表番号3-1
参考:e-Stat、総務省家計調査、政府統計コード00200561、2024/2/6公開、単身世帯家計収支表番号4
月額食費を朝・昼・晩の食事代を2:3:5で計算
この条件の下で試算したオイシックス利用による食費増加の予想がこちらです。
ちゃんとオイシックス | kitオイシックス | パッとオイシックス | |
---|---|---|---|
単身世帯 | – | – | 882~3,582円 |
2人世帯 | 6,138~9,359円 | 7,691~12,371円 | – |
3人世帯 | 11,539~16,157円 | 15,194~19,874円 | – |
4人世帯 | 24,182~30,624円 | 29,453~38,813円 | – |
予想した食費増加額は年収がいくらだと許容できるのか検討したいと思います。
世帯年収別の食費統計とオイシックス利用の夕食代比較
世帯年収別の食費も人数などで金額は異なりますが、ここでは政府統計にある年収別の食費をベースに考えたいと思います。
統計の年収別食費を便宜的に2:3:5の割合で朝・昼・晩に分けると夕飯1食は以下のような予想です
世帯年収 | 1カ月の食費 | 夕飯1食当たり |
---|---|---|
600~650万円 | 82,067円 | 1,368円 |
650~700万円 | 84,003円 | 1,400円 |
700~750万円 | 85,255円 | 1,421円 |
750~800万円 | 87,783円 | 1,463円 |
800~900万円 | 90,201円 | 1,503円 |
900~1,000万円 | 96,326円 | 1,605円 |
1,000~1,250万円 | 100,273円 | 1,671円 |
1,250~1,500万円 | 109,116円 | 1,819円 |
1,500万円以上 | 127,253円 | 2,121円 |
参考:e-Stat、総務省家計調査、政府統計コード00200561、2024/2/6公開、年間収入階級別家計収支表番号2-3
一方オイシックスの夕食は一食当たりで次のような予想です。
ちゃんとオイシックス | kitオイシックス | パッとオイシックス | |
---|---|---|---|
単身世帯 | – | – | 775~1,000円 |
2人世帯 | 1,719~1,987円 | 1,848~2,238円 | – |
3人世帯 | 2,388~2,772円 | 2,692~3,082円 | – |
4人世帯 | 3,527~4,064円 | 3,966~4,746円 | – |
※予想金額の計算はこちらで詳しく解説しています。
ご自身の年収と世帯人数を組み合わせて差を求めると1食で増加する食費が概ねわかります。
年収600~650万円でオイシックスを利用した食費増加予想
2024年2月に公表した政府統計によると年収600~650万円の食費平均は82,067円です。
この数字を基に朝・昼・晩の食事代を2:3:5で計算すると1食の晩御飯は1,368円となります。
一方でオイシックスの食費単価は先ほどの通りなので月に12日間利用すると食費の増加はこのように予想出来ます。
年収600~650万円の食費増加予想
ちゃんとオイシックス | kitオイシックス | パッとオイシックス | |
---|---|---|---|
単身世帯 | – | – | 5~8%減 |
2人世帯 | 5~9%増 | 7~12%増 | – |
3人世帯 | 14~20%増 | 19~25%増 | – |
4人世帯 | 31~39%増 | 37~49%増 | – |
年収650~700万円でオイシックスを利用した食費増加予想
2024年2月に公表した政府統計によると年収650~700万円の食費平均は84,003円です。
この数字を基に朝・昼・晩の食事代を2:3:5で計算すると1食の晩御飯は1,400円となります。
一方でオイシックスの食費単価は先ほどの通りなので月に12日間利用すると食費の増加はこのように予想出来ます。
年収650~700万円の食費増加予想
ちゃんとオイシックス | kitオイシックス | パッとオイシックス | |
---|---|---|---|
単身世帯 | – | – | 6~9%減 |
2人世帯 | 5~8%増 | 6~12%増 | – |
3人世帯 | 14~20%増 | 18~24%増 | – |
4人世帯 | 30~38%増 | 37~48%増 | – |
年収700~750万円でオイシックスを利用した食費増加予想
2024年2月に公表した政府統計によると年収700~750万円の食費平均は85,255円です。
この数字を基に朝・昼・晩の食事代を2:3:5で計算すると1食の晩御飯は1,421円となります。
一方でオイシックスの食費単価は先ほどの通りなので月に12日間利用すると食費の増加はこのように予想出来ます。
年収700~750万円の食費増加予想
ちゃんとオイシックス | kitオイシックス | パッとオイシックス | |
---|---|---|---|
単身世帯 | – | – | 5~9%減 |
2人世帯 | 4~7%増 | 6~11%増 | – |
3人世帯 | 13~19%増 | 17~23%増 | – |
4人世帯 | 29~37%増 | 35~46%増 | – |
年収750~800万円でオイシックスを利用した食費増加予想
2024年2月に公表した政府統計によると年収750~800万円の食費平均は87,783円です。
この数字を基に朝・昼・晩の食事代を2:3:5で計算すると1食の晩御飯は1,463円となります。
一方でオイシックスの食費単価は先ほどの通りなので月に12日間利用すると食費の増加はこのように予想出来ます。
年収750~800万円の食費増加予想
ちゃんとオイシックス | kitオイシックス | パッとオイシックス | |
---|---|---|---|
単身世帯 | – | – | 6~9%減 |
2人世帯 | 3~7%増 | 5~10%増 | – |
3人世帯 | 12%~17%増 | 16~22%増 | – |
4人世帯 | 28%~35%増 | 34~44%増 | – |
年収800~900万円でオイシックスを利用した食費増加予想
2024年2月に公表した政府統計によると年収800~900万円の食費平均は90,201円です。
この数字を基に朝・昼・晩の食事代を2:3:5で計算すると1食の晩御飯は1,503円となります。
一方でオイシックスの食費単価は先ほどの通りなので月に12日間利用すると食費の増加はこのように予想出来ます。
年収800~900万円の食費増加予想
ちゃんとオイシックス | kitオイシックス | パッとオイシックス | |
---|---|---|---|
単身世帯 | – | – | 6~9%減 |
2人世帯 | 2~6%増 | 4~9%増 | – |
3人世帯 | 11~16%増 | 15~21%増 | – |
4人世帯 | 26~34%増 | 32~43%増 | – |
年収900~1,000万円でオイシックスを利用した食費増加予想
2024年2月に公表した政府統計によると年収900~1,000万円の食費平均は96,326円です。
この数字を基に朝・昼・晩の食事代を2:3:5で計算すると1食の晩御飯は1,605円となります。
一方でオイシックスの食費単価は先ほどの通りなので月に12日間利用すると食費の増加はこのように予想出来ます。
年収900~1,000万円の食費増加予想
ちゃんとオイシックス | kitオイシックス | パッとオイシックス | |
---|---|---|---|
単身世帯 | – | – | 7~10%減 |
2人世帯 | 1~4%増 | 3~7%増 | – |
3人世帯 | 9~14%増 | 13~18%増 | – |
4人世帯 | 23~30%増 | 29~39%増 | – |
年収1,000~1,250万円でオイシックスを利用した食費増加予想
2024年2月に公表した政府統計によると年収1,000~1,250万円の食費平均は100,273円円です。
この数字を基に朝・昼・晩の食事代を2:3:5で計算すると1食の晩御飯は1,671円となります。
一方でオイシックスの食費単価は先ほどの通りなので月に12日間利用すると食費の増加はこのように予想出来ます。
年収1,000~1,250万円の食費増加予想
ちゃんとオイシックス | kitオイシックス | パッとオイシックス | |
---|---|---|---|
単身世帯 | – | – | 8~10%減 |
2人世帯 | 0~3%増 | 2~6%増 | – |
3人世帯 | 8~13%増 | 12~16%増 | – |
4人世帯 | 22~28%増 | 27~36%増 | – |
年収1,250~1,500万円でオイシックスを利用した食費増加予想
2024年2月に公表した政府統計によると年収1,250~1,500万円の食費平均は109,116円です。
この数字を基に朝・昼・晩の食事代を2:3:5で計算すると1食の晩御飯は1,819円となります。
一方でオイシックスの食費単価は先ほどの通りなので月に12日間利用すると食費の増加はこのように予想出来ます。
年収1,250~1,500万円の食費増加予想
ちゃんとオイシックス | kitオイシックス | パッとオイシックス | |
---|---|---|---|
単身世帯 | – | – | 9~11%減 |
2人世帯 | 1%減~1%増 | 0~4%増 | – |
3人世帯 | 6~10%増 | 9~13%増 | – |
4人世帯 | 18~24%増 | 23~32%増 | – |
年収1,500万円以上でオイシックスを利用した食費増加予想
2024年2月に公表した政府統計によると年収1,500万円以上の食費平均は127,253円です。
この数字を基に朝・昼・晩の食事代を2:3:5で計算すると1食の晩御飯は2,121円となります。
一方でオイシックスの食費単価は先ほどの通りなので月に12日間利用すると食費の増加はこのように予想出来ます。
年収1,500万円以上の食費増加予想
ちゃんとオイシックス | kitオイシックス | パッとオイシックス | |
---|---|---|---|
単身世帯 | – | – | 10~12%減 |
2人世帯 | 1~3%減 | 2%減~1%増 | – |
3人世帯 | 2~6%増 | 5~9%増 | – |
4人世帯 | 13~18%増 | 17~24%増 | – |
世帯年収別の食費増加予想まとめ
食費の増加予想額は統計と比較したもので必ずしも同じようになるとは限りません。
ご自身の食費を把握していればその額と比較することで精度の高い予想を出せると思います
オイシックスは世帯人数が多いと負担の増加割合も増える傾向です。
人数が多いほど食費増加率が多い理由
オイシックスの1人当たり単価は基本的に同じです。
これに対して一般的な家庭では世帯人数が多いと1人当たりの食費を抑える傾向にあります。
試算では一人暮らしや2人世帯の場合、年収600円でも食費の増加は極端に増えないため十分検討の余地があると思います。
一方で世帯人数が多いと負担割合も大きくそれなりの年収がないと厳しいかもしれません。
利用頻度を抑えたりかさ増しなどの工夫をすれば負担を減らすことも可能ですけどね
世帯年収が低くてもオイシックスを利用するには?
世帯の年収や人数でオイシックスを使ったときの食費増加額は異なります。その結果、「ウチには難しそうだ…」と感じた場合の選択肢は3つです。
- 食材宅配はあきらめる
- 安い食材宅配を探す
- オイシックスを安く利用する
食材宅配をあきらめる決断は簡単ですがオイシックスを使うメリットはとても多く感じます。
家事の時間が制限されてしまう共働き世帯にとってオイシックスは魅力的ですよね
そこで浮かぶのがオイシックスより安い食材宅配を探す案。
ミールキットで簡単調理の出来る宅配サービスはオイシックスだけではありません。
ただ届くメニューのクオリティを考えるとオイシックスは頭一つ抜けています。
「どうにかオイシックスを利用できないだろうか?」と考えるなら負担を抑える工夫が必要です。
オイシックスを無理なく使うには?
- 利用頻度を抑える
- 定期注文にする
- プランはちゃんとオイシックス
- かさ増しアレンジする
定期注文は送料割引など優遇されるので必須だと思います。
もちろんいらない週はキャンセルしてスキップすることも可能です。
またまるまる1食が作れるちゃんとオイシックスのプランにすると余計な買い物をしなくて良いと思います。
かさ増しは人数の多い世帯でオイシックスを利用するならかなり有効です。
「スーパーでかさ増しの食材を買うなんて」と思うかもしれませんが、メニューや作り方があるだけでかなり楽になると思います。
まとめ
今回の記事では世帯年収がいくらならオイシックスを頼んでも無理なく利用できるのかを解説しています。
試算では一人暮らしや2人世帯の場合、年収600円でも食費の増加は極端に増えないため十分検討の余地があると思います。
一方で世帯人数が多いと負担割合も大きくそれなりの年収がないと厳しいかもしれません。
とは言え試算はあくまで一例でしかなく、利用頻度を抑えたりかさ増しの工夫をすれば負担お抑えることも可能です。
個人的にはオイシックスの利用をするのとしないので2割以内の食費増加くらいが現実的ではないかと思います
買い物いらずで調理も簡単、なのに家族が美味しいと喜ぶお料理が出来上がるオイシックス。
食費の増加が許容できる範囲で収まるなら是非とも活用したいところです。